2014-10-22

日記

 昼過ぎに起きて、近くの定食屋で昼食を食べた。大学に行く気にはならなかったから、東新宿のたりーず行ってのんびり本を読んで卒論に向けて作業を進めていた。今日もスクエニのゲームAI講座だった。今日の話はようやく私の関心分野に入ってくるような話で、かつゲームAIにおけるスタンスが明確になっていて、きちんと理論化されている点で面白かった。好感を持って話を聞くことができた。
 きょう本を読んで整理したのは、ミリカンによるドレツキの自然的情報の定義の批判と、統計的頻度の側面をどうやっても考えなければならないという点。Varieties of Meaningの三章。著書そのものは半分くらいまで読んだのだけど、精読も兼ねてまとめ直している。というよりも話を整理しながら読まないと追えなくなる。情報源・経路・記号・表象・情報などの言葉をしっかりと確認しながら議論を追わないと混乱してしまう。ぺたぺた付箋貼ってうんうん読んで考えて議論を整理してノートに書いて図をこねこねするのはとても楽しい。卒論に楽しく取り組めるというのは幸せなことだと思うし、こういう楽しさは院に行ってからの論文執筆では薄れてしまうのかもしれないなぁと思うとちょっと滅入る。悲観的にならずに楽しまないとな。
 そういえば人文科学系の院試の出願の季節らしくて、大変そうだなぁと見たりしていた。彼らは少なくとももう少し戦う意思を持っているのだ。哲学の研究室に院生の担当教授一覧の表があって、入学の年度順に学生の名前が並んでいる。見ると、修士にも博士にも標準修業年限の倍以上在籍している人がいたりする。そういう人はおそらく戦い続けているのだけど、それにしてもどうやって生きているのだろうなぁと気になってしまう。もしかしたら副収入があるタイプのすごい人だったり、実家がお金持ちだったりするのかもしれない。それはそれで羨ましいものの、始めから持っているものが違うのだと納得する。起業や独立をする人には「実家がお金持ち」みたなパターンが多い、という話もよく聞くし、やっぱり持っている人は余裕があるしお金も集まりやすいのか。社会はそういう風に回っている側面があるんだ、たぶん。貧乏人の嫉妬のようなことを書いてしまったけど、恨んだりしているわけではなくて(幸いにも私は両親のおかげで生活には困っていないし)、普通にこういうことをぼんやりと考えただけなのです。遠くの世界に思いを馳せるような感じで。
 今日も寒かったなぁと布団の上でノートパソコンをいじっていたら、排熱口が塞がれて温度が上がって処理が遅くなった。ありがち。寒いと着る服がないように思える。今日は仕方なくいつもの格好に黒いパーカーを重ねて家を出たから何とかなった。明日も寒いらしい。どうしよう。家から出なければいいんじゃないだろうか。それとももうコートを出してしまうか。ああでも明後日からはまた最高20度台の日が続くのか。まだ冬には至らない。
 自分の無力さを痛感するよりは哲学めいた空想に耽っているほうが好きらしい、ということ。もちそんそういったことは仕事ではなく趣味に留めておくべきであって、仕事は仕事として多少苦手なことがあっても責任を持って気を張ってできるものであるべきだ。だからこれでいいのだ、と自分に言い聞かせている。うーんでもやっぱり、自分が一番好きなことを仕事にしたい。自分が好きなことをして、自分の好きなことでお金を稼ぎたいし、できたら将来の家族を幸せにしたいし、あわよくば社会に何らかの貢献をしたい。んでこうやって意識高いことを言うのであれば、今やるべきことを……。毎日言ってるな。言って満足して人生終わるんじゃないか。そういったやる気を出すために二人称が必要だったなんて、もうずっと昔からわかっていたことなのに。こうして必要性で語ってしまう時点で誰も幸せになることはないということも、ずっと昔からわかっていたはず。そこでだいたい終わってしまって、雨が降るのを待つような生き方がやってくるんじゃないかなぁ。あー、いい加減なこと言いすぎでしょう。嘘ではないけど本当でもない。
 毎日こうして自分のことを書いたりするのが精神的な安定に一役買っているというのも、間違いではないかもしれない。困ったときは書くのが目的になってしまってもいいのだと思う。他にやれることがない、自分を表現する手段がない、吐露する場所がない、などなど、困ることは少なくない。そうしたときに私ができることなど、考えていることを言葉にするくらいしかなくて、あとは死んだ目でエンターキーを連打するか寝てしまうかになってしまう。わずかでも生産的な行為がしたいとき、文章を書くというのはこれ以上ない慰めになる。もしかしたら短文投稿サイトでもいいのかもしれない、今の時代多くの人はそうするのだろう。でもこういった独白は、誰に向けた言葉でもないということを確定させた状態で書くのが良さそうだ。じゃあこれは一体なんなのだ。日記だ。どうしてインターネットで公開しているのだ。人に見られてないと続かないだろう。毎日書くと決めたことを続けられない、という恥を晒さないように自分を仕向けるのだ。
 生活サイクルが少し後ろにずれてきているので土日あたりでしっかり戻したい。強いて言うなら金曜日に戻したいけど、研究室のミーティングには出たくない。ダメダメだ。一年くらい留学して英語ぺらぺーらになって帰郷したい。渡航支援と研究よよよ。

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